ルーちゃんとコウちゃん
ルーと2人で花火大会に行くと、ルーがレンジャーのお面を買うシーンがある。そのお面をキッカケに、ルーが子供の頃のコウちゃんとの思い出を話す。
小学生の頃のルーは学校でよくいじめられて泣いてたんだそうだ。
ルーちゃんは転校生だし、その上女の子みたいに綺麗でかわいい子だったからきっと、そういうことネタにしてくだらない子たちにやいやい言われてたんだろうね。それにルーは、夜中に具合が悪くなった自分を車で病院に連れて行こうとしてくれてた途中で事故にあって両親共が死んでしまったことを、自分のせいだと思って罪悪感と孤独でいっぱいだったからさ、立ち向かう気持ちになんてなれなかったんだよね。 正義感と責任感の強いコウちゃんは、突然目の前に現れた孤独の塊を、絶対に自分が守っていくって決めてたんだよね。ルーにはコウちゃんのその気持ちしか信じられるものがなかったんだよ。だから、高校生になった今でも「自分はヒーローだから」とか「ヒーローだから不死身だよ」なんて言ってふざけてるんだよね。それがルーを救ってくれたんだもん、それだけを信じて生きてきたんだもん。
コウちゃんとスケートに行って、スポーツ万能のあのコウちゃんがスケートができないことが発覚すると、コウちゃんがルーとの子供の頃の話をするシーンがある。 体も大きいしケンカも強い、いつも自分の味方になってくれて絶望的な孤独から救い出してくれたコウちゃんを、ルーは本物のヒーローだと思ってるんだよね。きっと目キラキラさせて「だってコウはヒーローだもん!(・∀・)」なんて言ってたに違いない。コウちゃんが大好きなんだよね、ルーは。
でもコウちゃんからしたら、特別なことなんてしなくても勉強が得意で、体も大きくなっていじめられなくなってからは明るくて誰とでもすぐに仲良くなれるルーちゃんの方が、いつも必死になってる自分なんかよりよっぽどヒーローじゃないかと思ってたんだろうな。
甘ったれでふわふわで哀しくて誰かに守ってもらってないと危なっかしいルーと、自分のことなんか後回しで人のためにしか生きられないコウちゃん。
GS3は、こんな兄弟のお話です。
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