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2012年1月 6日 (金)

DMCシリーズを見て③-2

一方、双子兄弟は。

要するに兄弟で対決する悲惨さ、ということでいわゆるラスボス戦は兄バージルとの戦いです。Dmc3dantevergil1trn

そうさなー、この2人については語るとなるとどうしてもバージル兄さんのことになっちゃうんだよね・・・
んー・・・  なんつーか・・・ んー・・・
キッカケは魔族に殺された母親のことだったんだよね。自分たちをかばって死んだ。どうしてあの時ママを助けられなかったんだ、と。相当強い後悔の念だったようですね。おそらくね、自分の血のことなんて気にしないで感情のままに甘えたり笑ったりできたのがママだけだったんじゃないかな。2人にとってママは特別な人だったんだろうな、と。その特別な人を救えなかった、自分たちを守るために死なせてしまった。だから・・・
ダンテは面倒くさいこと嫌いだし細かいこと気にしないタイプだから血がどうとか父親がスパーダだからとか全く関係ないと思って生きてるけど、結局のところママを殺した悪魔を退治するデビルハンターという仕事を始めようとしている。それは図らずも父スパーダと同じ位置にいることになっている。
一方バージルは、そもそも神経質でストイックな性質の子だったんでしょう、思い詰めて思い詰めて、強ければあいつらに勝てたのに、というところから力だけを求めるようになって、挙句、「力を得る=魔界の復活」という考えにたどり着いてしまったんだね。
バージルはそこがポイントだと思うんだよ。
あの人はさ、・・・・本来もん・・・・のすごく優しい人だったはず。でもそれを「弱さ」だと解釈して、二度とあの時のような後悔と苦しみを味わわなくて済むようにどうしても強くなりたかった。そのために「弱さ」を捨てたんだよね。そしてきっとね、あの人は、「父スパーダのような強い者になりたい」と心から憧れてたんだと思うんだよ。だから父親スパーダが悪魔であったことにこだわって魔界と繋がろうと思ってしまった。バージルは父スパーダの力が欲しかったんだよ。お父さんならママを守れたに違いない。僕もお父さんみたいになりたい。
愛の持っていき場を間違えたんだよあの人は。そして実は彼自身、それに気づいてるんだよね。そこがね、バージルの悲しみ・切なさなんだよね。

ダンテとバージルはゲーム中で3回戦うんだけど、1回目はバージルの圧勝。でもバージルは、できたはずなのにとどめを刺さなかったんだよね。負けたことでダンテの中の悪魔が覚醒したことを知っても何事もなかったような顔して去ってしまう。2回目はレディとアーカムの邪魔が入ってドロー。そして最終決戦。
ダンテに言われた「力を手に入れても父さんにはなれない」は、バージルには本当に痛かったと思う。ここかわいそうだったな。自分でわかってるダメなところをハッキリ言われるのって、とどめだもんね。これは見てる私にも痛かったよ・・・  そんなこと言うてやるな、と。
そうして兄弟の戦いが始まり、プレイヤーのみなさんのがんばりにより当然ダンテが勝つわけだが・・・

「俺が・・・負けるのか・・・?」
「なんだよ、それで終わりか? 立てよ。あんたの力はそんなもんじゃない。」
バージルが立ち上がったところで大きな揺れが。
「人界との道が閉ざされようとしている。アミュレットが分かれてしまったせいだ。」
「終わりにしよう、バージル。俺はあんたを止めなきゃならない。あんたを殺すことになっても。」

この時・・・ いや、私の見解からするともうバージルは薄々自分の過ち・・・いやいや、過ちとまでは思ってないかもだけど、なんていうか、心の底で自分は何を求めていたのかを認め始めていて、ダンテの中の悪魔が覚醒した時からすでに心は決まってたんだろうと思う。

剣を持ち走り出す2人。本気でかかってくる弟に、バージルは剣を振ることなく突っ込んで行く。
斬られたバージルは自分のアミュレットを握りしめて言う。

「No one can have this,Dante. It's mine. It belongs to a son of Sparda.」
(これは誰にも渡さない。俺の物だ。スパーダの真の後継者が持つ物。)

近づこうとするダンテにバージルは愛用していた父の形見である閻魔刀 (やまと) を突きつける。

「Leave me and go, if you don't wanna be trapped by demon world. I'm staying.
This place... was our father's home.」

(お前は行け。魔界に飲み込まれたくはあるまい。俺はここでいい。父親の故郷であるこの場所が。)

そのまま後ろに倒れていくバージルを捕まえようと咄嗟に伸ばしたダンテの手を、バージルは閻魔刀でスッと切り付け、しっかりと目を開けたまま奈落に落ちていく。

バージルはお父さんが大好きだったんだよ、英雄スパーダの息子であることに誇りを持ってた。お父さんみたいになりたくて、お父さんの後を継ぎたかった。でもママを殺された異常体験によって継がなきゃいけないものを誤解してしまった。どっかでわかってたんだ。だからダンテの力を確認できた時、ダンテには人界に戻れと言った。お前はそのまま進んで行けと。

ママのことも兄のことも救えなかったダンテは、一度も振り向かずにその場を去る。

                                   ~つづく~

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