パラノーマルアクティビティを見てみた
私が思いつくフェイクドキュメンタリーは「パラノーマルアクティビティ」のみなんだよね。見てないんだけど、記憶ではその言葉が一般的に使われるようになったキッカケの映画だったよなー、と。で、なんせ製作陣自信満々の「自称フェイクドキュメンタリー」を見せられたばっかなんで、一回見てみっか、と。
まず意外だったのはさ、なんかキャンプかなんか行って何かに巻き込まれるような話だとばかり思ってたのが、心霊系だったこと。いきなりマツダのロードスターが出てきたとこw 左ハンドルになってたね。輸出してんだあれ。 それ以外は・・・ 特に・・・ なんていうか・・・ 平坦な気持ちで見ましたね。私には何一つ響かなかった。
始まって動画 画面になった途端もうただの映画で、ケイティが映ってまた映画で、どこでリアルな感じが出るのかなーって、探しながら見た感じかなw 何もなかったねw あと気になったのは、この人達どうやって暮らしてるのかな(・_・) と。経済活動という生活感がまったくないのもだんだん気になったね。ミカの相手の気持ちを理解できない・思いやりのかけらもないのもしっくりこないし、かと言ってケイティも本気で怒ってるわけでもない、みたいな、見てるこっちの気持ちの持っていき場がないまま終わった感じかなあ。
まぁとにかくさ、良くも悪くも、最初から最後までちゃんと「映画」なんだよね。どこにも真実がないのは完全にわかる。まさにドキュメンタリー「風」って感じだね。今それこそYTがあるから、素人が撮った動画がどんなもんなのかを知ってて見てるってのもあるしね。あとは、テレビでの本物のドキュメンタリーも見てるからさ、やっぱねー、完全に違うもんね。ちゃんと俳優さんの表情とか動きとかが確実にあるんだなーって。あの人達もきっとプライベートで動画とったらああじゃないだろうしね。不思議だねー。
途中一ヵ所「?」だったのは、屋根裏の写真がどこにあったかって説明が「丁度ベッドの上あたり」ってヤツ。 ・・・(・_・) あの写真があった側ってベッドから離れた側、一番奥のゲストルームかなんかの方なんじゃないのかな?? あっちの部屋のベッドの上って意味だったの? でもケイティがちょっとショック受けるっつーか呆れるっつーかね、そんなリアクションだったから寝室のあのベッドの上って意味なんだろうと思うからさ、あれー??(・_・) と思った
あれなー。脚立をクローゼットの奥から登ってるならわかるんだけどなあ。手前から普通に登って左右見て、写真があったのは左だからなあ。まぁいいけどさ。
あーあとさ、これなんでもそうなんだけど、怖い夢見たから飛び起きるっての、やめたらどうかな。あんな風には起きないよね。一瞬ではあってもその一瞬の中でだんだん覚醒するじゃん、誰でも体験あると思うけど。なんでもこれやるよね。あんなことないと思うんだけどなあ。(この後に見た "エスター" の冒頭は自然な感じでやってる)
あとは心霊現象について、やっぱリアルではないねw んー・・・ ウィジャボードが燃えるシーン、まぁまぁあんな大き目の植物がブワブワする程強い風ってあんまりないかなあと思うのと、あれなんていうのかな、コックリさんで言うところの10円玉のさ、コマ? あれがミニカーみたいにブンブン動き回るのはいただけないかなあと思います。ポーン!って吹っ飛ぶとかならあるんだけどねぇ。しかもそれで火点くって・・・ あれCGだよね。そうじゃないとしても炎の色にリアルさなかったなー。しかも後に映されたボードが焼けてるように見えなかったし。おそらくケイティが経験した火事を示唆してるつもりなんだろうけど、だったらもっと小火くらいにはしないとね。実際ありますから、襖や着てる服が突然燃えたり炬燵の中から火出たりね、ありますから。実際は小火だし、命にかかわりますよ、ホントに。
あとあのいちいちちゃんと階段昇ってくる足音もなー・・・ なーんか違う感じかなあ。あとあの足跡は・・・ なんかよく分かんなかったなあ。最初の粉の状態を映してないからさ、その上歩いたのかどうかがこっちにわかんないんだよなー。あと、2人の写真が入ったフォトフレーム割られたのも、そういう音じゃなかった気がするなあ。細かいけど、作り物の中のリアルさってそういうとこだからさあ。これが全部真実であるならそれでいいんだけどね。
で、一番ダメっていうかね、これ無理なんだろうな・・・ あのね、憑りつかれて操られてる時の動きってね、ああいうんじゃないんだよー。あれはただ歩いてるだけよ。でもこればっかりはなー無理だよなー。あのね、一目見て異常さがわかるよ、そういう時の動きって。別に大した動きじゃなくてもわかるんだよね。そういう不気味さがないからさ、なんとも思わないんだよねー。ケイティもあれだけのことがあってもやつれることもなく、ほとんど寝てないっぽいけど目の下クマもできずね、よく動くしね。霊障がある場合はね、あんまり動かなくなったりするよ、部屋から出てこないとかね。だから最後に「ここに居たい、どこにも行きたくない」って寝室で寝たのは良かったよ、あれですよあれ。ああなるのよ。 ニッコリするとこは作りすぎだけどw まぁいいでしょう。やりたくなっちゃうよね、映画だもんね。
でもまぁ、最後のオチでちゃんと作り物でーす!ってやってるから、あーこういう映画だったんだな、で終わりました。
これは何、一応ホラーなの? それとも、あくまでフェイクドキュメンタリーであって心霊系で作りました、なの? 全然詳しくないんでね、よくわかんなかったその辺。どこにも怖いとこなかったし(・_・) 私にはわからなかったです。
最近のコメント