2023年5月20日 (土)

パラノーマルアクティビティを見てみた

私が思いつくフェイクドキュメンタリーは「パラノーマルアクティビティ」のみなんだよね。見てないんだけど、記憶ではその言葉が一般的に使われるようになったキッカケの映画だったよなー、と。で、なんせ製作陣自信満々の「自称フェイクドキュメンタリー」を見せられたばっかなんで、一回見てみっか、と。

まず意外だったのはさ、なんかキャンプかなんか行って何かに巻き込まれるような話だとばかり思ってたのが、心霊系だったこと。いきなりマツダのロードスターが出てきたとこw 左ハンドルになってたね。輸出してんだあれ。  それ以外は・・・ 特に・・・ なんていうか・・・ 平坦な気持ちで見ましたね。私には何一つ響かなかった。
始まって動画 画面になった途端もうただの映画で、ケイティが映ってまた映画で、どこでリアルな感じが出るのかなーって、探しながら見た感じかなw  何もなかったねw あと気になったのは、この人達どうやって暮らしてるのかな(・_・) と。経済活動という生活感がまったくないのもだんだん気になったね。ミカの相手の気持ちを理解できない・思いやりのかけらもないのもしっくりこないし、かと言ってケイティも本気で怒ってるわけでもない、みたいな、見てるこっちの気持ちの持っていき場がないまま終わった感じかなあ。
まぁとにかくさ、良くも悪くも、最初から最後までちゃんと「映画」なんだよね。どこにも真実がないのは完全にわかる。まさにドキュメンタリー「風」って感じだね。今それこそYTがあるから、素人が撮った動画がどんなもんなのかを知ってて見てるってのもあるしね。あとは、テレビでの本物のドキュメンタリーも見てるからさ、やっぱねー、完全に違うもんね。ちゃんと俳優さんの表情とか動きとかが確実にあるんだなーって。あの人達もきっとプライベートで動画とったらああじゃないだろうしね。不思議だねー。

途中一ヵ所「?」だったのは、屋根裏の写真がどこにあったかって説明が「丁度ベッドの上あたり」ってヤツ。 ・・・(・_・) あの写真があった側ってベッドから離れた側、一番奥のゲストルームかなんかの方なんじゃないのかな?? あっちの部屋のベッドの上って意味だったの? でもケイティがちょっとショック受けるっつーか呆れるっつーかね、そんなリアクションだったから寝室のあのベッドの上って意味なんだろうと思うからさ、あれー??(・_・) と思った
あれなー。脚立をクローゼットの奥から登ってるならわかるんだけどなあ。手前から普通に登って左右見て、写真があったのは左だからなあ。まぁいいけどさ。

あーあとさ、これなんでもそうなんだけど、怖い夢見たから飛び起きるっての、やめたらどうかな。あんな風には起きないよね。一瞬ではあってもその一瞬の中でだんだん覚醒するじゃん、誰でも体験あると思うけど。なんでもこれやるよね。あんなことないと思うんだけどなあ。(この後に見た "エスター" の冒頭は自然な感じでやってる)

あとは心霊現象について、やっぱリアルではないねw んー・・・ ウィジャボードが燃えるシーン、まぁまぁあんな大き目の植物がブワブワする程強い風ってあんまりないかなあと思うのと、あれなんていうのかな、コックリさんで言うところの10円玉のさ、コマ? あれがミニカーみたいにブンブン動き回るのはいただけないかなあと思います。ポーン!って吹っ飛ぶとかならあるんだけどねぇ。しかもそれで火点くって・・・ あれCGだよね。そうじゃないとしても炎の色にリアルさなかったなー。しかも後に映されたボードが焼けてるように見えなかったし。おそらくケイティが経験した火事を示唆してるつもりなんだろうけど、だったらもっと小火くらいにはしないとね。実際ありますから、襖や着てる服が突然燃えたり炬燵の中から火出たりね、ありますから。実際は小火だし、命にかかわりますよ、ホントに。
あとあのいちいちちゃんと階段昇ってくる足音もなー・・・ なーんか違う感じかなあ。あとあの足跡は・・・ なんかよく分かんなかったなあ。最初の粉の状態を映してないからさ、その上歩いたのかどうかがこっちにわかんないんだよなー。あと、2人の写真が入ったフォトフレーム割られたのも、そういう音じゃなかった気がするなあ。細かいけど、作り物の中のリアルさってそういうとこだからさあ。これが全部真実であるならそれでいいんだけどね。

で、一番ダメっていうかね、これ無理なんだろうな・・・  あのね、憑りつかれて操られてる時の動きってね、ああいうんじゃないんだよー。あれはただ歩いてるだけよ。でもこればっかりはなー無理だよなー。あのね、一目見て異常さがわかるよ、そういう時の動きって。別に大した動きじゃなくてもわかるんだよね。そういう不気味さがないからさ、なんとも思わないんだよねー。ケイティもあれだけのことがあってもやつれることもなく、ほとんど寝てないっぽいけど目の下クマもできずね、よく動くしね。霊障がある場合はね、あんまり動かなくなったりするよ、部屋から出てこないとかね。だから最後に「ここに居たい、どこにも行きたくない」って寝室で寝たのは良かったよ、あれですよあれ。ああなるのよ。 ニッコリするとこは作りすぎだけどw まぁいいでしょう。やりたくなっちゃうよね、映画だもんね。

でもまぁ、最後のオチでちゃんと作り物でーす!ってやってるから、あーこういう映画だったんだな、で終わりました。
これは何、一応ホラーなの? それとも、あくまでフェイクドキュメンタリーであって心霊系で作りました、なの?  全然詳しくないんでね、よくわかんなかったその辺。どこにも怖いとこなかったし(・_・) 私にはわからなかったです。

2021年6月25日 (金)

「大豆田とわ子~」をちょっとだけ見てみた

「大豆田とわ子~」というドラマにオダギリジョーが出てると知って、オダギリジョー登場回から見てたらたまたま最終回になったので、そこまで4話かな? 見てみた。テレビではないけど。
ドラマそのものの感想はあんまりないんだよ、よくわかんないから4話しか見てないから。ただ自分で気付いたことがあったからメモしておこうかなと。

 

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2019年5月 8日 (水)

エヴァンゲリオンを見てみた

2019年、私ついにエヴァンゲリオンを見ましたよ。 いやー、人生何があるかわかんないよね、今更そんなことになるとはねw

キッカケはね、私がよく見てる映画解説動画を投稿してる人が、この連休に「エヴァンゲリオンTV版 + air/まごころを、君へ」の「登場人物の心の動き」を解説する動画を5回に分けて出す、ということだったんだよ。んで、その人は解説動画の前に、その人の手描きでの内容紹介の紙芝居動画ってのを出しててさ、エヴァのも出しててくれたのさ。だから見てないけど紙芝居あるし大丈夫かな(・_・) と思ってたんだけど、1回目の紙芝居と解説を見たところで、「これは本物を見た方がいいな、紙芝居では足りぬ」と思ったんだよ。
要するに、その解説動画をわかりたいがために本編を見たのよ。普通とは逆の理由ですよ。

「エヴァ」という言葉とか、そういうマンガがあるとか、初号機とか、紫と黄緑のカラーとか、出てる少年少女たちとかさ、そういうカケラは知ってたよ。でも見たことなかったし、見ようと思う程の興味もなかったんだけど、解説のために見たよー。

というわけで、せっかく見たから自分メモ的に感想でも書いとくか、と。
ちなみに、動画を見てみたい人用にリンク貼ります。かなりしっかり解説してくれてるので、見て損はないと思います。

【心を観るエヴァ 手描き紙芝居①】 ←クリックで飛べ!

私が自分メモで書いとくのは、あくまでも「感想」です。読み解くとか解説とか一切ないので、人が読む意味ないと思う。だから「エヴァンゲリオン」検索で辿りついてしまった方がいらっしゃいましたら、上記のリンクで飛ぶか、ブラウザバックでお帰りいただいた方がよろしいかと思います。そこはよろしくね (・∀・)☆

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2017年11月11日 (土)

72時間デレビ 楽しみに見てみた

見てたよー。そりゃ見るよ、Smap最高! ですからね私は。ファンじゃないけどね。
書くのに時間かかって上げるの遅くなったけど、記念に上げとく。

「ホンネTV」ってタイトルは失敗だと思ってた、だーってホントのことなんか言えるわけないんだもん。まぁ大して面白くないんだろうなと思ってたけど、それ以下のとこもあったけど、そんなことは遥彼方の眼下になるくらいに充実した時間もあったし、「ホンネTV」にちゃんとしてたし、総体的に、やって良かった番組だったと思います。楽しかった(・∀・)

相当長くなるんでたたみます。読んでもいいけど、ホントに長いから読まない方がいいと思います。

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2017年9月10日 (日)

27時間TV 2017 を見てしまいました

基本的にはほとんどテレビ見ない私だし、27時間テレビなんていうわーぎゃーわーぎゃーやるだけのクソ番組は見たことなかったから、ほとんどが録画だのなんだの記事になっててもなーーんとも思わなかったんだけど (24時間テレビももちろん見てない)、そういう否定的な記事とは裏腹に、今年の27時間テレビはそこそこ内容があって、「見てもいいな」と思わせたね。実際、今日は随分見たよ。

まぁところどころ酷い茶番もあったけど、富士山噴火で壊滅的ダメージを受けた村を助けた伊那 半左衛門の話と、勝と西郷さんの話は良かったし、池上さんとたけしがあんまり必要なかったような戦後の事件史みたいなのも、薄いけどまぁまぁ、ああいうのは見てると「あーあったなー」っていうね、引き込まれるとこがあるからね、うっかり見ちゃったよ。

それでいいんじゃないかね。必死に見るのではなく、内容に引き込まれてうっかり見ちゃったっていうのが一番の成功なんじゃないかな。

ただひとつ・・・・
刀に懐紙巻いて切腹しようとしてるところ、その刀を弾き飛ばすでもなく離させるわけでもなく、ただそのまま柄を持ってスルスルスルっと抜いたらね、握ってた中岡の指全部落ちてますから(・_・)  そんなこともわかんないんならそういうの描かないでくださいよ。それともあれ、竹光なの??  それならそういう「言い訳」ちゃんと入れるか、ドラマ終了後にたけしにツッコミ入れてもらいなよせっかくいるんだから。そういう不自然さはね、気持ち悪いんだよ見てて。

2016年12月 3日 (土)

「サダデーナイトフィーバー」を見てみた

テレビはご飯の時にしか見ないんだけど、今日たまたま「サタデーナイトフィーバー」やってるの見つけてさ、一度も見たことなかったから見てみたよ!

正直、内容がなんの話なのかさっぱりわかんなかったんだけど、いいとこがあった。
ダンス大会でトラボルタ組が優勝するんだけど、実はそれはデキレースなんだよ。地元のトラボルタを優勝させるためだけの大会だったの。自分の後に踊ったペアの力に驚くトラボルタは彼らの名前が先に呼ばれたことでデキレースであることを知り、優勝で自分たちの名前が呼ばれたことに納得しない。ものすごく腹を立てて、「おめでとう。これは君たちにあげる」と、トロフィーと賞金かなんかをそのペアにあげて会場を後にする。
こんな奴らの中で生きていたのか、とショックを受けるトラボルタ。これがひとつのキッカケとなって、最後には「あんなバカどもとは縁を切る」っつって町を出ることにする。

これなんだよなー。これが普通だと思うんだよねー。明らかに相手の方が実力上なのに自分が勝っちゃったら普通は恥ずかしいもんだよ。この映画の通りだと思うよ。こんな正直なシーンがあるとは思わなかったこの映画に。

というわけで、「サタデーナイトフィーバー」の主人公とは真逆の大喜びの1位が相変わらずみっともなかったNHK大会でしたねー。あの表彰台にわざとガン!て飛び乗るのはなんなのなんの意味があるの。みっともないんだけど(・_・)  小学校低学年の子くらいしかやらないよあんなこと。いつまでやんの。見てるこっちが痛いからやめさせてくださいよ。
もうシードで毎回優勝でいいから出場させないでください。要らないですあんな汚いもの誰も見たくないですから。

ネイサン、刑事、おめでとー!☆パチパチパチ 刑事良かったなー 演技ステキだったよね!

2015年9月16日 (水)

ドラマ「デスノート」観てた

かねてから「DEATH NOTE」のニワカファンである私なので、見てたんだよねー、ドラマの「デスノート」。まぁ、テレビ見る習慣がないから通常放送じゃなくて配信で見てたんだけどさ。
そのドラマの最終回を見たので、記念に感想を書いておこうかな、と。

私の好きなメロの扱いが酷かったwwww  元々の扱いも若干酷いのにドラマでまで・・・   もうちょっとなんかないのかよーw
でもメロ人形がかわいくてさー、あれいいなーほしいなー売ってないのかな。

んー、とりあえず・・・  悪くなかったよね。最高とは言えないけど、そこそこ良かったと思うよ。正直、映画よりは良かったと思うなあ全体的に。
ドラマ発表の段階ではみんな相当文句言ってたけど、最終回でのライトのシーンの迫力で手のひら返してるらしいじゃないのよーw  見てから言えばいいのにみんな元気だからなあw
ライト、よくできてたよね。あれ朝ドラのアンで朝市やってた子だよね。笑うとシワシワになっちゃって八重歯があるからライトじゃくなるけど、髪型も目すれすれの前髪から覗く悪魔の目も、よーーーくできてたし似合ってたし、よかったよね。適役だと思う。どうせあんなライトみたいなさ、美少年っつーか美青年っつーかね、あんなの現実にはいないんだからさ、朝市で良かったよ、似合ってた。ライトに見えたよちゃんと。

それに、やっぱり最終回ね。YB倉庫と聞こえた時にはニヤっとしたわw えー、倉庫使うんだ(・∀・)ニヤニヤ と思ってさw まさか使うと思ってなかったからさあ。でも魅上出したからには倉庫じゃないとダメか。
魅上もねー、あの人知ってんだけど誰だかわかんないけど、狂気的な感じなのと、やっぱあの倉庫でニアが死なないってわかった時の表情はなかなか良かったね。
魅上は本当は異常なくらいの美形で、その魅上が最後にライトに邪険にされながらライトが終わっていくのを見てる内にどんどん顔が変わるっていう、人間が急激に壊れて行くのを見せてくれるんだけど、あの感じがちょっと表れてた気がした。

でさ、この倉庫を使うってのはなかなか志が高いと思った。そんな気持ちで作ってたのかーって。
だってさ、アレをまさか人間がやるとは思わないじゃん??  みんなもそういうとこで始まる前に不安になったんでしょ?  映画の最後なんてハッキリ言って・・・・  だけど、まぁ実写だし綺麗にまとめたよね、でみんな納得してたんでしょ?  ライトなんてまったく似てなかったし(ボソッ
それを今回はさ、テレビドラマでやったんだもん、やろうとした製作側も、やりきった朝市も良かったと思うよ。
私はアニメ版が大好きなんだけど、あの時も最後の倉庫でのライトの声優さんが絶賛されたよね。みんな注目するのはあそこなんだよ。
途中で松田が言う「キラが本当の悪だとは思えない」って言葉が我々見てる側の気持ちじゃん。倉庫でのシーンは、そんな気持ちを持ちながらも、生に執着・・・ いや、結局のところ「殺」に執着し続けてみじめに情けなく死んでいくライトを見て「これで良かったのかも」って思えるからみんなあのシーンが見たい、あのシーンが大切なんだよね。
たとえそこまで思わないとしたってさ、あのシーンは「正義とは何か」ってことを考えさせられる大事なシーンだから、みんな大切に思ってるんだよね。
今回はちゃんとライトに「ここまでできたか?! この先できるか?!」って言わせてるのもいい。それ言われちゃうと、ホントにそう思うんだよ、ライトじゃなきゃできなかったって。
なかなかね、今回の製作陣は実は「DEATH NOTE」をわかってるんじゃないかと思ったよ。大事なとこちゃんと最後にはぶち込んでたから。

オリジナルなとこを言うと、やっぱ総一郎だよね。
「絶対に息子の言うことを信じるな」
あのセリフのなんと悲しいことよ。あれは辛かった。映画でも総一郎は生きたまま息子がキラだって知るけど、今回のはホントに辛かったろうと思えるよね。

ということで、この短さでエル編とニア編をやって最後はきちんと倉庫での対決も入れたということで言えば、総体的にはなかなか良かったんじゃないかと思ってます。DVDとかは要らないけど。

ってか、なーーんで準主役級の捜査員を茂木にするんだろう??  相沢だろ(・_・)

以下、気になった点をあげます。長いのでスルーで

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2012年10月16日 (火)

Good Bye Girl

これはねー、私が小学生の頃だったかなあ、「Good Bye Girl」っていう映画があって、そのテーマ曲ですね。

劇場にかかってるのを知ってたんじゃなくて、確かね、1回テレビで見たんだよね。恋愛話なんだけどそれまで見たことあるものとは違って、若い綺麗な女子とかっこいい男子の話ではないんだよ、フラれてばかりで「グッバイガール」というあだ名の子連れの売れない女優さんといつまでも独り者の売れない脚本家の話なの。
だからというわけでもないけど、熱烈な恋というわけでもなくクスクス笑いたくなるような甘い恋でもなく、じんわりじんわり人として惹かれあうんだけど、最後におじさんの脚本がついに認められるんだよね。それでおじさんはその映画だか舞台だかやってるところに行かなきゃいけなくなる・・・

これね・・・ 実は話がどうやって終わるのか記憶にないんだよねw だから見たの本当に子どもの頃だったんだろうね。ただね、子供心に「大人の恋」だと感じてとても憧れたことはハッキリ覚えてるんだよねー。

で、この曲。映画のエンディングにかかるんだけど、私ね、子供の頃「ロードショー」っていう映画雑誌を買ってたの。お小遣いなんてもらってなかったからきっとお年玉で買ってたんだろうなぁ、表紙になってる外国の俳優さんが気に入ると買ってた・・・んだと思う。キャサリンロスの表紙は未だに頭に残ってるなあ。
で、毎回さ、映画音楽の楽譜が載ってたんだようしろの方に。おそらくね、ギターコードのためだったんだと思うんだけどね。ある時の楽譜がこの「Good Bye Girl」でね、小さい音符の下についた歌詞を読んでうたってましたよ私。すんごく好きだったのこの曲当時から。

この歌詞からすると、映画のエンディングは2人はいったん離れるんじゃないかって感じだね。

"でも覚えていて、さよならは永遠って意味じゃない
 さよならは二度と会えないって意味じゃない
 たとえ遠く離れていても僕の心は君のものだ
 過去は忘れて 君は自分の居場所にたどり着いたんだよ"

んー・・・  御伽噺みたいに最後に結婚して幸せになりました、みたいな終わり方じゃなくて、ハッピーエンドなのにシーンとしては別れのシーンで終わるってとこが「大人」だと感じたのかもしれないね。

もう一度見てみたい映画です。

2012年4月 9日 (月)

『幕末太陽伝』を見た

かねてから見てみたいと思ってた『幕末太陽伝』を初めて見た。

はじめの1時間は個人的にはつまんなかった(・_・)  あれでいいんだと全部見た今は思うけど、わかんなくて見てると本当にわかんないんだよねーw
しかしアレだな。アキラの映画にしてもそうなんだけど、むかしの映画はセリフがすごい早口だよね! もう何言ってんだかわかんなかったよー。そういう意味も含めて、ただガチャガチャうるさくて筋なんてないし、なんだこれ?? と。アキラが出てなかったらあきらめてたよ。

ところが、だ。
フランキー堺演じる「居残り左平次」が居残ってからはもう一変! 居残りさんがからむことからむことすべてのテンポがよくて、あっちに行ってもこっちに行ってもなんでもこなせる器用さと頭の回転の速さ、善と悪を分ける判断ではなくて、善も悪も懐に入れてしまうという判断、若旦那と女の子のかけおちを算段してあげるというここぞの時には「船の上で祝言してやってくれ」と杯を用意してる粋さ。

惚れたね、居残りさんに。

居残りさんかっこよさが忘れられなくて、DVD買おうかと思ってるくらい。
どんな体験をしたらあんなふうになれるんだろうね。バイタリティーの塊なのに自分を押すことなく、お金とったりはするけどとっていいとこからしかとらなかったりしてさ、ただただまわりを丸くおさめるための道具として動くんだよね。そのために居残りさんはどこ行ってもウソばっかりなんだけどねw
一緒に見てた父は「器用貧乏っていうんだよ、なんでもできるけどお金にはならないんだよ」って言うんだけど、あたしはね、居残りさんは頭が良すぎて世の中がバカに見えてるんじゃないかと思った。天下国家だと大義名分ふりましてようがとどのつまりはただの人間じゃねーか、と。だからってそういう人たちを嫌うわけでもなく、利用して一般人のかけおちの片棒担がせたりしてうまいこと渡り合える。なんかさ、全てを完全に悟ってるんじゃないかと思った。

憧れるなぁ。どんな経験したらあんなふうになれるんだろう。きっと裏切られてバカにされてコケにされて、とんでもない人生だったんだろうけど、居残りさんの、居残りになるまでの話が知りたいよ。

あー、でもアレかな。居残りさんは、つかこうへいさんに似てるかもしれないな、かけおちさせてあげたとこは。

うん、もう一回見たいです。

関係ないけど、居残りさんのあの着物の着方をどてらで練習中です(・∀・)

2011年10月20日 (木)

キラ死す

はいー、『DEATH NOTE』が、キラの死をもって終わりました。

正直言って、長すぎて全てを自分のものにはできなかったし、どのノートが誰にいってるのか、なんてーのはあたしゃ3周目でメモしながら見てやっとわかったよw

しかし、今日紹介する動画を見たら感想らしき思いが出てきました。

この動画を作った人は「ライトとエル」の関係を読み取ったんだね。私にはそんなのまったくなかったんで、なるほどなぁと思った。

思い返せば、同情や、ましてや友情などという甘いものは微塵もなかったのは明らかだけど、探り合い出し抜き出し抜かれ、ある意味憎しみ合っていたあの頃が、2人にとって生涯で一番幸せな時間だったのだろうと思う。
ライトはエルの死後に闘うことになるニアにエルを見ている上に、最終対決の時にニアがエルのお面をかぶっていることを「お前にそんな資格はない」と認めない。あれってきっと、エルの名を継げる程の才覚があるのは自分だ、って意味なんだろうと思うんだけど、ライトがエルを最高の好敵手であり、エルが言ったのと同じようにライトにとってもエルは「初めて」で最後の友達だったと読み取っても、それはそれでアリだと思う。
そして、ライトが最期に見るのはエルの幻影だ。

この終わり方は、賛否両論はっきり分かれるみたいだね。気持ちはよーーくわかります。
私はこれはこれでいいと思うけど、ちょっともったいなかったなって感じ。
ってか、原作でのライトの最期も見てみたんだけど、あれはね・・・ 動かない絵だからあれでいいんだわ。私も原作の方がこの物語に合ってると思うけど、あれは動画には合わないね。
それでももっと原作に近く作れたと思うんだよこれ。
ライトはね、目を閉じて安らかに死んではいけないの。誰もいないとこでひっそり死のうが最後にエルの幻影が現れようが、それはいい。
リュークがノートに「夜神月」と記すことでの心臓麻痺にもがき苦しみ、なんの躊躇もなく世界中の人間たちを殺してきたライトは生に執着したまま、自分は死なないと、カッと目を見開いたまま死ぬべきだった。原作のライトの最期が支持されるのはまわりの環境ではなく、ライトの無様な死に様にあるんでしょ。それが『DEATH NOTE』の結末でしょ。
初めて見た時、もちろん原作の最期なんて知らなかったけど目が閉じていくからびっくりしたもん。うそだろー ??? と思った。

目を閉じない。 たったそれだけのことで表現できたのに・・・・

 

ライトの人生って、なんだったんだろうね。
撃たれてボロボロになって、行き場なんてもうないのに逃げるライトには乾いた哀れさしかなかった。
いい家族に恵まれて望まれて生まれてきた。頭脳も姿も、何もかも持ってたのに誰よりも孤独だったよね。
原作ではライトの死後1年経った頃の様子が語られてるそうだけど、その最後は怪しげな団体がキラを崇拝してるシーンなんだよ。
死神を陥れて殺したような、あれだけのことしてあんな死に方してさ、結局なれたのは新興宗教の教祖様止まりなんだもんね。
特別なことなんかなくても小さな幸せを拾い集めることができる我々の方がずっと意味のある人生送ってるじゃないかとさえ思う。

ライトの人生ってなんだったんだろう。「虚しい」って言葉がぴったりだ。
死神に憑かれた人間は不幸になる・デスノートを使った人間は不幸になる。ライトは認めなかったけど、本当に不幸だったね。
何かを愛する気持ちも愛されることも知らず、生きる悲しみにも幸せにも気付けなかったじゃない。そんなの不幸だよ。

それにしても、主要人物がそれぞれみんな魅力的なのにこれほど誰にも感情移入できない話も珍しいんじゃないかな。
エルが死んでも夜神パパが死んでもライトの末路が酷いものであっても、悲しいとかかわいそうとか悔しいとか残念とか、そんな気持ちはこれっぽっちも感じない。ただただ全てが淡々としてたなぁ。
でもそこが『DEATH NOTE』のいいところだよね。世の中は恋愛物なんかより、こういうのを欲してるんだよねー。

はぁーー。もう一回見るか(・_・)  メロのかっこいい顔探そーっと♪

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